秋の大きなイベント参加を終えての感想もどき。

前回のイベント参加時の状況は下記の通りでした。

■ジャンルがブレイクしていたので大忙しだった。
■ジャンル友なしなので一人参加
■事前にトリオキニを設置して円滑に販売を進めようとした。
 リストも紙で印刷していたので列や購入者を待たせることもなく円滑に販売。
 数人、取りに来ず帰ってしまった人が現れた。(周囲の協力で事なきを得た)
■別ジャンル友人とアフター予定あり搬出する時間も取れず大荷物を抱えて帰った。
■挨拶に来た人と仲良くなれるかも!とまたしても事前にネットで仲良くなってもいないのに差し入れ作戦により一時的にネット上で挨拶するくらいの相手は現れたがその後音沙汰なし。

この時の反省点は、「当日に気合入れ過ぎた!」という点でした。

以前より当ブログで愚痴っているように、
イベント参加となるとどうしても交流してる人たちが輝いて見えてしまうという謎のマジックがあり、少しは努力じみたことをしなくては、いつまでもそれをウダウダ言い続けてしまう!
これはいかん!ってわけで、試行錯誤して頑張ってみたわけなんですが。。。

やっぱり無理しているから空回りがすごいって感じでしたw

この時の「あんなに頑張ったのに大して得たものがねぇ!?」感にまた考えさせられまして。。。
今回のイベントでは、この真逆を実行してみました。

■ジャンル人気は落ち着いているはずなので、事前に告知して先に買い物に出かけた
■トリオキニはやめた
■どうせ交流など生まれないから差し入れは一斉持っていかなかった
■ガチガチの一人参加でまったり過ごすことを目的とした

このような感じで、肩の力を抜きまくり、
以前のジャンルの時のような交流一斉なしでもまぁ、いっか!モードで過ごしました。


結果、前回とさほど変わらない。(笑)


つまりがんばってもがんばらなくても、
同人イベントにおいて過ぎる一日は変わりがない。

あるとしたら、その前の段階であること。

つまりやはり勝負はネット!Twitter!!!

この事実は変わらないということ。


わたしはこれに、反発を覚えながらも「仕方ねぇそういう世の中だ〇ね」
と自分を納得させていたけれど、そうではないとまた考えが少し変わった。


そもそもの前提なんだけど、
同人者と言っても絵師と小説書きって全くの別物だよね!?
という、そこ。

twitterなどで交流しているタイプの方々ってどちらもごっちゃになっていたりして、
単純に交流ができるタイプ、できないタイプに分かれていると思っていたんです。

だから、だったら小説書きの私だってやればできるのでは!?
と、おかしな意地を持っていたのだと思います。

それはまったくもって、持つ必要のない意地であることを
今回のイベント終了後に眠れないほど考えた末に気付きました。
(考え事が趣味って訳じゃないんだけど、答えがでるまでとことん考える派)

きっかけは、Twitter上での「買いました★」「感想送りました★」の呟きを目にしたこと。

「〇×〇の御本たくさん買っちゃった★」と言ってるわりに、
大々的に買った本の写真をUPしちゃってる人の呟きに
笑っちゃうくらい自分の本は登場しないww

そこでまた「なんでや!?なんでやーっっ!?」というループが始まったわけですが、
このループ脱却のヒントをくれたのは、見も知らぬ読者様からのメッセージだった。

メッセージには自分で書いていてそこを伝えたかったという点を
とても丁寧に説明してくださった感想が記されていた。

自分で書いておいて締切に追われてすっかり忘れていたけど、
そういやそう!それが伝えたかったんです!!ってなって、
同ジャンルの人には全く買ってもらえんのに(笑)
こうして陰ながら見守ってくれる人も確かにいらっしゃると再確認したことが大きかった。

そこでようやく冷静になって、
そもそも戦利品をアピールしてる方々はほとんど絵師の方であることに気付いた。
つまり、そもそも「絵が描ける」という前提があるんですよね。
だから基本よほど好きでない限り自分で書けるのに小説に興味なんてありはしない。

だがしかし、それでも絵師の方でも小説を購入している。
それはなぜか。
「twitterで交流があるから」なんですよね。

現実はわりと「そんなもの」であるという所を飛び越えて、
なぜ「自分も頑張って本出したのにな・・・」という感情を連動させてしまうのか。

悲しいかな女の思考回路っつーか、
頑張っても空回る不器用な女である私は、こう考えやすい。

気にしても仕方ないことを直に目にしてしまったから生まれた感情。
で、これにオフ会に参加した・しないも加わると更にカオスになるわけよ。
永遠に終わらないループです。


色々試行錯誤したけれど、こういう「どうにもならんもの」ってものを受け入れ、
自分は自分のマイペースを貫く。
これに尽きるなと、また再確認です。


だってTwitterで交流しようとして空回ったのを経験したから
なるべくリプはしないようになったし、
そのオフ会に参加したいかを考えると別にそういう訳でもない。

このモヤモヤは、自分の問題なんですよね。
つまり「楽しめてない」自分が居たから持つ感情です。

楽しむ為のオフ会などの交流であることを忘れてしまうというか、
「それに参加しているから楽しいんだ」と思い込んでしまうというか。

twitterの時点でそのテンションになれてなかったら、
オフ会があろうとなかろうと、楽しめなかっただけの話。

そもそも自分は出した本を買いたい人に届ける為にイベントに参加している。

だけど、帰りに一人で片づけしたりしているとポツンとした気分になる。
だからって手伝ってくれる人が居てもうっとおしかったりもする(笑)

イベント参加ってなんでしょうね。。。

少なくとも、オフ会を兼ねている人と自分を別に考えない限り、
このモヤ付きはなくならないということ。

うーん。。。難しい。
今の時代の精神コントロール難しいわ。
交流できる人できない人の差ってなんだろうねw

人見知りかそうでないか、
いい作品を書いているか書いてないか、
全然関係ないからね。。。
努力とも連動してないしね。。。

それでも腐らずに生きたいので、気にしねぇYEAH精神で行くしかないが、
イベント参加はもうやめた、って人の意見はとてもよく分かるなと思います。

前も書いたかもですが、「自分から行動しなくちゃ何も変わらないよ!」って意見については、
そりゃそうなんだけど、行動してもなんかダメだわってことってあるんだよ、とも付け加えたい。

必要なのは一歩踏み出す勇気ぐらいで後は運。
踏み出した自分を讃えよう!
ぐらいの感じでいいのかもしれないと思ってる。

とりま今回の反省は、「創作したい気持ち」と「交友」の感情をきっちり分断だ! かな。


交流している人だって大変だと感じた部分もあった。

いわゆる「義理買い」や「義理挨拶」をうちのような端くれサークルまでしに来た方がいらしてね。。。
「私なんてほとんど交流ないんだから頑張って買わんでええんやで
と喉まで出かけたけど、さすがに言えなかったわ。。。

というのも、本当は欲しくないと判断し通り過ぎてしまおうとしたのを目にしたから。
一瞬だったけど、その「あ、」みたいな顔は分かっちゃうんだよな。。。
私と目が合ってしまい、買うっきゃねぇ状態にさせてしまって申し訳なかったと思った。

ストーリーの好き嫌いとか地雷とかはあると思うからそこは無理せんと生きてほしい。
そう思ったりもしたが、
ま、そうしたのもご自分の選択だろうからこっちのコントロールできることでもないわな、
と、また気持ちを切り替えたりしてな。


そんでぼっちサークルの極意。
「絶対はける量だけ搬入して売ったらさっさと帰る」
これをもうちょっとテキパキできたらなぁと思った。

欲が出てもうちょい行けるかも、、、と大量搬入してしまうものだけど
大抵もうちょいなんて行かないw

つい来た人が買えないと失礼と思って大量に入れるのはそろそろ辞めようと思いました。
10冊しか持って行かないから欲しかったら死ぬ気で買ってくれ!そいじゃな!
くらいのスタンスでいいのかも。

これからも活動するなら、逆にそれ以外ないなと新しい気付きを得た。

楽しめるくらいの活動量でやろう。
息切れしたら好きなものまで嫌いになってしまうからね。